2025/08/06 01:54
いつもありがとうございます。
三味線結(ゆい)です。
今回はいつもの三味線のこととは少し違う内容でお送りします。
どうかお付き合いくださいね。
7月15日、
独立行政法人国際協力機構(JICA)様による海外の方の研修プログラムの中で、ヨルダン、モンゴルなど計11ヶ国から来日された研修員の皆様の前で中小企業の経営事例というテーマで講話をさせていただきました。
政府側、そしてビジネスをサポートされる側の方々はどんな内容だと喜んでくださるのだろう?
住んでいる国が違っても、受け取ってもらいやすい普遍的なトピックは何だろう?
そんなことを考えつつ、結の創業時のことを思い出しながら文化×伝統×創業という括りで講話の内容をつくり、
さらに創業への思い、創業時に苦労したこと、支援機関の利用、結が目指す未来というトピックに分け、業界の過去から現状についてもお話しました。
そして、またとない絶好の機会でしたので、結の事務所で津軽三味線の教室を開催されている加賀丈子様に演奏の依頼をし、会場におられた皆様に津軽三味線の音色を届けていただきました。


最後に、頂戴しましたご感想の一部をご紹介させていただきます。
・伝統的な楽器を守ろうとする会社の創設者の決意と政府の支援の重要性を知ることができた
・三味線の実演を含む体験型の講義が文化的な魅力を加え、印象深いものとなった
・さまざまな中小企業が異なる問題に直面しているが、地元政府からの支援が中小企業を効果的に刺激し、促進して、徐々に成長し、困難な局面を克服する手助けとなるということを講義から学んだ
結が歩んできた道のりをひとつの事例として講話させていただき、このように好意的に捉えていただけましたことを光栄に思いますとともに、心より感謝申し上げます。
また、ただ話すだけではなく、津軽三味線の音色をお届けできたことも大変意義があることだと感じています。
今回お世話になりました太平洋人材交流センターの担当の方々、
今回のプログラムに結を推してくださったこうべ就労・支援財団の担当の方々、
津軽三味線の演奏の依頼をご快諾してくださった加賀丈子様、
皆様に改めて厚く御礼申し上げます。
誠にありがとうございました。
結
