2023/06/24 01:24

いつもありがとうございます。
三味線 結(ゆい)です。

2023年ももうすぐ折り返し地点。

今年の干支の通り、目標の半分は跳ねることはできましたか?
今まで積み重ねてきたことは発展したでしょうか?

中には、「そういえば今年はうさぎ年だった〜」という人もいそうですね😁




さて、三味線の糸のお話です。

三味線といってもいろんなジャンルがあり、それによって大きさも様々ですので、
使われる糸の太さや組み合わせ、素材も様々です。

たとえば長唄なら、
15-1、13-2、13-3の組み合わせで全て絹糸、
地唄なら14-1、14-2、14-3の組み合わせで全て絹糸など。

古典音楽に使われる三味線の糸の太さや組み合わせは大体決まっていたりしますが、民謡〜津軽は古典音楽ほど決まっていません。

糸の素材も、絹だけではなく2の糸はテトロンという素材もあり、3の糸はテトロンもナイロンもあります。

これは個人的な解釈ですが、
民謡という音楽の特性上、その土地によって好まれる音が違ったり、歌い手や弾き手の解釈でその曲に求める音が様々だからだと考えています。

また、津軽三味線は手数が多いので、3の糸は切れにくいテトロンかナイロンが使われることがほとんどです。

いろんな糸を試してみて、自分なりの音を追求していくのも楽しみのひとつかも知れませんね😊